注文住宅は、言い換えれば「オーダーメイドのマイホーム」です。
建売住宅とは違い、自由度が高いことで人気を集めていますが、一方で「ここはこうしておけばよかった……」と後悔するケースも少なくありません。
そこで今回は、福岡エリアで注文住宅を建てる前に知っておきたい、代表的な失敗事例をご紹介します。
各部屋の広さにばかり目が行くと、収納スペースが狭くなりがちです。
思っているよりも荷物は多いもの。季節ものの暖房器具や布団、家族全員の洋服などを収納するには、ある程度のスペースが必要です。
スペースの小さい収納を数ばかり増やしても大きい荷物が入れられませんし、反対に大きな収納が一つだけあっても荷物の出し入れに不便を感じてしまいます。
適切なサイズの収納を複数つくるのがベターです。
夫婦の寝室やリビングを広くするために、他の部屋を狭くするというパターンで、これも後から失敗したと感じる事例の一つです。
重要なのは子供部屋の広さだといいます。子供部屋の広さは6畳にするのが一般的ですが、将来的に二つに分けるリフォームを考えているのであれば、狭すぎるといえます。
子どもの数を現在、将来と見据えた上で部屋の間取りを決める必要があるでしょう。
福岡エリアにも造り付け家具の注文を受け付けている業者は多数あります。
「家具を置かなくていいから部屋がスッキリする」と考えて造り付け家具を設置する方が多いようですが、実際に生活を始めてみると、通常の家具と違い後から移動することが難しいため、不便を感じるようになることもあるのだとか。
打ち合わせの段階でしっかりと専門家に相談することをおすすめします。
マイホームづくりの際に大切なのは、理想だけでなく実際に生活を始めた時の様子を頭の中でイメージすることです。
具体的な失敗事例を知っておけば、そのイメージがよりしやすくなるといえるでしょう。また、適切なアドバイスをしてもらえる業者選びも慎重に行いましょう。