このページでは、注文住宅の建築費用をローコストに抑えるために、知っておきたいコツを紹介します。
注文住宅はこだわりがあればあるほどコストに跳ね返りがち。
ローコストに抑えるために、施主として知っておきたいことがあります。
まずは、建物の構造や形状について、以下にチェックポイントを紹介します。
□建物の平面外形を正方形や長方形、L字型にする。
□和室の間取りは6畳にする。
□間口と奥行きの比率を1:1.5にする。
□間仕切りは1m単位にする。
□吹き抜けをつくる場合は6平米程度にする。
□屋根は切妻か寄棟形状にする。
□屋根の勾配は4/10にする。
□屋根の軒の長さを60cm以内にする。
□居室の天井高を2.4mにする。
□階段は13段か14段上がりで作る。
□部屋の扉は片開きドアひとつにする。
□洋間の出入り口は高さを2mにする。
□浴室は1616タイプのユニットバスを採用する。
□床は値太をなくして構造用合板貼りにする。
□各部屋の区画は最大スパンを4m以下にする。
個々の数値や設定は、一般の方にはわかりにくいものも多いと思います。
ハウスメーカーと打ち合わせをする際、コストを抑制の希望を告げて、上記項目を細かくヒアリングするといいでしょう。
各種設備や材料については、一般の方でも比較的わかりやすくローコスト化を検討することができます。
例えば、照明や電気コンセントは、数を減らすことができれば、その分コスト削減になります。
設備機器は、複数のグレードを選ぶことができますが、例えば機能で必須ではないものがあれば、その分、安価な製品を選択することです。
内外装の仕上げも、材料などの選択よって費用が変わるので、妥協できる点とできない点を明確にして、ハウスメーカーに相談しましょう。