注文住宅を建てる際、ぜひ取り入れたいエコ住宅の基礎知識を紹介しています。
これから注文住宅を建てようという方なら、いわゆるエコ住宅にも大いに興味があるはず。
エコ住宅、あるいは環境共生住宅と呼ばれる家は、主に以下の3要件を満たす必要があります。
エネルギーを抑えるという意味でイメージしやすいのが、太陽光発電などのエコ設備を備え、断熱・気密性の高い家でしょう。
また建築の段階でリサイクルできる原材料を使用する、廃棄物を極力減らすことも、省エネの条件となります。
天然素材を使うことで、シックハウス症候群への対策をしている家は、住む人に優しい家の代表的存在です。
また、気密性だけでなく換気性能も高い家にすることで、結露ができにくくなり、カビの発生を抑制します。
こうした家なら、長く暮らす中でも快適で健康的な生活をおくることができます。
自分の家だけで考えるのではなく、立地における周辺環境と調和することも、忘れてはなりません。
デザインや構造など、周囲とのバランスにも配慮することで、ご近所とも余計な波風が立ちにくくなるというものです。
天然素材を使ったり、各種エコ設備を導入するとなると、現在ではまだコスト高になる傾向があります。
長年暮らす中で結果的に光熱費などランニングコストを抑えることができるとしても、建築費用の負担は気がかりなところ。
そこで、注目したいのが、住宅ローンの減税制度です。
住宅ローン自体が減税対象ではありますが、【認定長期優良住宅】や【認定省エネ住宅】なら、一般住宅に比べて、より有利な減税制度を利用できます。
この対象となるには、上記3つの要件を満たしていく必要があるのです。